FPS

初心者のためのFPS講座 エイム感度を決める方法 低感度でもいいんだよ

FPSに関して良く検索されるワードに「FPS エイム 感度」があります。

ミリ単位のやり取りが勝敗を分けるFPSにおいて、より正確かつ早く照準が定まった方が有利である事は疑いようがありません。

では、感度は高い方が絶対有利という事なのでしょうか?

そして低感度は不利なのでしょうか?

Contents

最初に結論から言うとどっちでもいい。

実際問題、ゲームによって差はあれどどちらが絶対に有利と言う事はありません。

両者にメリットデメリットがあるため、やりやすい方でやったらいいです。

極論を言えば最高感度でビタっとエイムが定まるのが最強ですが、あくまで理論上の話で大概の人はエイムが暴れて使い物になりません。

一般的にはマウス感度の高さと正確性トレードオフの関係です。

また、これから述べるメリットはあくまで使いこなせている前提での話になります。

高感度のメリット・デメリット

※メリット※

  • 振り向き速度が速いため全方向への対処が早く出来る
  • 動く相手に対するエイムの調整が早い
  • 索敵が素早く出来る

※デメリット※

  • 遭遇戦で慌てるとエイムが荒ぶる
  • 距離が遠くなる程エイムが難しくなる

動きが機敏になる分正確性が低下するため、中・上級者向けと言えます。

FPSは弾が当たらなければどうと言う事はないゲームなので、確実に当てられる自信が無い人はやめた方がいいでしょう。

どちらかと言うと敵陣に凸撃してキルを稼ぎまくると言うスタンスが好きな人に好まれます。

低感度のメリット・デメリット

※メリット※

  • 精密なエイムがしやすいので安定感がある
  • 遠くの標的でも狙いが定まりやすい
  • エイムが暴れにくいので遭遇戦では比較的強い

※デメリット※

  • 素早く動く相手を捉えるのが難しくなる
  • 視覚外の方向からの攻撃に対しての反撃が苦手

基本的にエイムしてから狙うのではなく、ある程度の当たりをつけてからエイムするスタイルになります。

こちらは速攻よりも立ち回りが重視されるので、FPSでの動き方を学ぶのであればまずは低感度からスタートすると良いでしょう。

感度の決め方

前提としてエイムは日によって最適な感度が違う

これは大前提ですがエイムはそもそも水物で、野球選手のバッティングが日によって打てる打てないなんて事があるのと同じです。

なので基本的な練習も必要ですが、プレイ前にBOT撃ちと呼ばれるAIを相手にした練習をしてその日の感覚を探ってから対人戦に移行するのが有効です。

あまり調子が良く無いな、と思ったら感度を下げるなどの微調整をするのも手です。

基準となる感度の決め方

とは言っても、ある程度ベースとなる数値は決めたいところ。

そのための手段はいくつかありますが、私がオススメするのはやはりBOT撃ちを使用した練習法です。

ただし、練習する際に以下の点に留意して下さい。

  • 低い感度から始める
  • 常にヘッドショットを狙う
  • 一度これだと思った数値が決まったら2週間は変えない

低い感度から始める

これは言うまでもなく、制御しやすい感度からスタートして徐々に上げていくと言う手順です。

高感度を制御しきれれば一番強いですが、まず敵に弾を当てる感覚を掴む事が大事です。

取り敢えず、初期設定からスタートしてみてもいいでしょう。

常にヘッドショットを狙う

ゲームによっては一撃必殺、そうでなくても2発当てれば敵を倒せるヘッドショットが強力なのは言うまでもありません。

胴体を狙うより早く敵を倒せるので積極的に狙って行きましょう。

ただし、対人においては最初のうちは胴体狙いでもOKです。

一度これだと思った数値が決まったら2週間は変えない

これはちょっと先の話と矛盾しているようですが、これはあくまで「基準値を決める」と言う点においての話です。

コロコロ変えてしまうとプレイが安定しなくなるため、一度決めたら2週間くらいはそれをキープしましょう。

そのうち自分のプレイスタイルに合った感度がわかってくると思います。

エイムを安定させる別のアプローチ

PCの場合はゲーミングデバイスを揃える

PCの場合マウス操作が基本となりますので、それをサポートするデバイスを使う選択肢もアリです。

例えばマウスパッドを変えたり、マウスをゲーム向けの物にしたり、極端な話ではゲーミングチェアを使用するのも有効です。

ゲーミングチェアは高いですが本当にエイムしやすくなりました。

パッドの場合はエイムリングやキャップを使おう

パッドの場合はアナログスティックにエイムリング(エイムスポンジ)やエイムキャップをはめ込んで制御しやすくすることが出来ます。

また、FPS用に設計されたコントローラーなどもありますので、それを使用するのも手です。

もちろん、これら全てを組みわせるのもいいでしょう。

上級者の動画を見て考える方法もある…ただし…

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上手い人のプレイが参考に…ならない!?

上級者のプレイは正直ある程度の実力が無い人には見ていても何が凄いのかわかりません。

また、よく上級者やプロのエイム感度を質問する人を見かけますがこれも無意味です。

何故なら、それはそのプレイヤーにとって最適な設定であって、あなたの最適ではないからです。

では、全く参考にならないのかと言うとそうでもなく、立ち回り方などはむしろ非常に参考になります。

エイムが良くても立ち回りがマズいとキルレは思うように上がらないので、エイム練習の傍ら上級者の動画を見て自分の立ち回りのイメージをするのもいいでしょう。

プロほど基礎を大切にする。

プロプレイヤーと言う人達ほど地道な反復練習をしている人種はいません。

そんなプロ達の中には自分の練習法を公開してくれている方もいらっしゃいます。

例えば壁に向かって銃を撃ち、壁に出来た弾痕からリコイル即ち反動の向きを覚えてその銃の扱い方を練習すると言う人もいます。

また、良いエイムを手にするには自分に合ったマウスやコントローラーの使い方を見付ける事も重要です。

色々ある上達手段の中で自分に合ったやり方を見付けるのもFPSの楽しさです!

げみんぐ
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30年来のヘビーゲーマーサラリーマン。 特に初心者ゲーマーにおすすめしたいゲーミングデバイスを紹介。 レビューのご依頼・ご質問はお問い合わせフォームまでお気軽にどうぞ!
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